2000/11/14

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インドネシアにスカシーン発見!!見て驚け!!






V.A / SKA KLINIK
MUSICA
全11バンド、11曲。全く驚いた。スカが盛んな土地といえば日本、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダくらいしか思いつかなかったのだけど、こりゃすごい。インドネシアにネシアスカあり!だ。ただ、特徴的かつ残念なのはオーセンティックは皆無なところ。そんなネシアスカでも今回手に入れたVAではこれが一番良かった。ネオスカ、3rd Wave系、スカコア/スカパンク、Oi-スカといろいろある。こりゃある意味日本のスカ負けてるわと思ってしまうかもしれない。とにかく活性が高そう(バス釣り用語)
★★★★





1stアルバム30万枚ヒットのスーパーバンド!
tipe-X

1995年結成。ネシアスカシーンで一番メジャー?ジャカルタ出身の6人組。バンド名は”タイプX”じゃなくって”ティープX”と読もう。そこんとこヨロシク(死語)CDのラベルのThanks toを見ると知らない名前やバンドばかり。おそらくそれらは現地のバンドと関係者。全く国内のスカにしか影響を受けていないのか、それとも海外のスカとのつながりが全くないのか??謎。ボーカルの市松模様の服が泣かせる(笑)。しかしセールスが、な、な、な、な、な、な、な、な(長い)なんと30万枚!これはすごいねえ。日本のスカバンドもやってないんちゃう?

彼らの成功を報じるMTV-asiaのサイト



tipe-X / SKA Phobia
Independen Record
現地のレコードショップで一番人気のあるスカバンドを教えてもらったところ、このtipe-XのCDをすすめられたという。MTV-asiaによればこのアルバムから1stシングルのGenitのヒットに続き、2nd の"Angan"が1999年の12月にリリースされたと報じていました。曲的にはスカパンク、3rd Waveの要素も含んだネオスカ。有名バンドだけに演奏はカンペキ。全10曲中、3曲が英語詞、あとはネシア語で歌っている。語感的にはちょうど、ラテンスカのフィーリングだ。普通に歌っててもちょっとラガっぽく聞こえてしまうかな?しかし、南国らしい暖かみがあるのがニクめなくてとてもいいです。ネオスカ以外にもルードボーンズ meets アパッチインディアン(笑)なスカコア、ラストはスカバラードでしめるなどバラエティーにも富んでいてかなりレベル高し!驚くよ。
★★★★

期間限定ダウンロード!
このアルバムから4曲をセレクト。リアルオーディオです。

"Angan" (配信終了)
アルバムの最初を飾る。2ndシングル。のどかな南国ネオスカ。

"Genit" (配信終了)
大ヒットしたらしい1stカット曲。脳天気な調子とスカパンクが交互にやってくる。ネシアスカにはありがち(笑)なパターンだ。

"Bebas Pusing" 〜 "I.C.U" (配信終了)
Ska Tipz推薦曲。2曲続けてどうぞ。"Babas Pusing"はミディアムテンポの踊れる曲。サビの「ヘィ〜♪」ってのがマヌケでGood。"I.C.U"はルードボーンズmeetsアパッチ・インディアンなスカコア。ラガっぽいのが独特。






PERMEN
パーマンじゃないよパーメンだよ。(言うと思ったでしょ)この5人組もジャカルタ出身。うーんジャカルタスカシーンは熱いのか?!見たところルーディな男子1人に女性&キッズといったかんじだが、バンド名が藤子不二夫の名作漫画から由来しているかどうかは謎。うーん、バンド名がらみのことしか書けないや(笑)きてよパーメン。ちなみに2年間のインディーズ下積みがあったらしい(MTV-asiaによる)
MTV-asiaで報じられているPermenに関する記事


PERMEN / SKA POGO
MUSICA
藤子不二夫の名作漫画をほうふつとさせるバンド名(しつこい)の上に"SKA POGO"の文字が。「俺達のスカでPOGOダンスしろよ!(謎)」の意味か?(笑)。女性ボーカルは1人(かなりSelecterのポーリン・ブラック似の声!)だけだが、音はかなりDancehall Crshersっぽいのが多い。とくに一曲、ほとんど"Sherry"のパクリソングがある、これは大笑い。微妙なところで"Sherry"のコピーでない(笑)、ただ全体的な完成度は高い。ピアノやスライドギター、口笛など工夫も多い。初期のMADNESSぽいのもあったりする。ポップです。ちなみにパーメン2号はサルではない(しつこすぎ)、いや、バードマンが...(以下略)
★★★★

期間限定ダウンロード!

"KU MAU" (配信終了)
どう考えてもDHC(化粧品じゃないよ)の"Sherry"のパクリ。もしくはDHCがパクったか?(なわけないでしょ)。ごめんねパーメン。






V.A
Ska mania


2000年4月発売。なんとSonyエンタテイメント・インドネシアからのリリース。SKA KLNIKよりそれぞれのバンドの個性とかはちと弱い。arigatoという日本びいきな名前のバンドも収録(笑)。

★★★

Noin Bullet
BEBAS


1997年2月結成。インディー作品 "All Can Ska" に続く2nd。スカパンクか?と思わせておいて、ネオスカっぽいのも入っているという。ネシアにはこういうバンドが多い。ちょっと消化不良の感が。

★★☆



JUN FAN GUNG FOO
NAGA 2000


「オアッチョー!アチャッアチャアチャ!」(悪ノリ)。1999年11月にリリースされた彼らのデビューアルバム。ブルースリーに影響されたバンド名だそうな。2年のインディー生活を経てSonyインドネシアからデビュー!わんぱくスカパンク。メンバー若い。フライングVギターを持っている(笑)。元はReelBigFishのコピーバンドだったらしい。
★★★


V.A
Indonesia SKA 80's


80's からもうネシアにはスカがあったんだ?!と思って聴いてみたら本当に80's感覚(笑)。今となっては古くさいエレポップのキーボードサウンドにレゲエよりの曲。なそう言う意味で懐かしさはあるけど参考にどうぞという感じ(笑)

★★

Artificial Life

2000年1月にリリースされたアルバム。"Lagu Lama."という1stカットがヒットしたらしい。このバンドも音はかなりKEMURI風(笑)。ホーンのフレーズに流れ込んでいくところなんてかなり似てます。1996年結成というスカ歴が長いバンド。
★★

V.A
SKA MOST WANTED


やっぱありました。パチもの(笑)。ブートです。ボストンズとKEMURIが一緒に入っています(爆)しかも、激ダサステッカー封入。俺のには"SKA LOVER"ステッカー入ってました(涙)
あほかい!


1999年の10月9日にはMTV-asia主宰の"MTV Millenium Rehearsal Party 2"というイベントでtipe-x, PERMAN, noin bullet, JUN FAN GUNG FOOらが共演したそうです。インドネシアにもスカイベントもアリです。熱いぜネシア!

しかし、こんな調子だとむかしふざけて書いていた「スカンガポール
なんてバンドも実在してもおかしくなあ...(苦笑)

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