No Doubt

1987年 バンド結成
1992年 Album"NO DOUBT"
1995年 自主制作Album"Beacon Street Collection"
1995年 Album"Tragic Kingdom"
1997年 Album"Beacon Street Collection"(再発)
2000年 Album"Return of Satan"

Gwen Stefani (Vo.)
Tom Dumont(Gr.)

TomyKanal(Ba.)
AdrianYoung(Dr.&Parc)

Eric Stefani(Piano&Ley.)

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原点?汚点?のファーストアルバム



NO DOUBT

これはですねー。うーん、もしあなたが最初にNoDoubtのアルバムを買うのであれば、このアルバムは避けて下さい。悪いことは言いません。もし、あなたがNoDoubtは全部揃えたいとか彼らの音楽の原点が知りたいというのであれば、買ってもいいでしょう。しかし、はっきりいってダサいイナカモンのバンドの音です。(中ジャケのファッションもトホホです。)一昔前のシンセの音色、ンベンベ(チョッパー)ベース。唯一の駄作と思います。もし、このアルバムが一番カッコイイ!という変わり者のかたがいましたら、謝ります。

おすすめ度 ★☆



自らの海賊版!?トラキンのアウトテイク集!?



The Beacon Street Collection

このアルバムは後のメガヒットアルバムとなる"Tragic Kingdom"のリリース前に、メンバーが自らの海賊版として、ホームページなどで販売していた。しかし、"Tragic..."の大ブレークでレコード会社からクレームが付き、メジャー盤で再発となったいわく付きのアルバムで、"Tragic..."のために60以上も曲を書いた中から入らなかったものをメンバーが構成したものである。いわばアウトテイク集ということになる。しかしなんだろう。内容はむちゃくちゃ充実している。恐るべしNoDoubt。三曲目の"Total Hate 95"はネオスカ→スカコア→レゲエという変則な展開の曲で、コアな部分のNoDoubtが垣間見れておもしろい。さらにこの曲は元SublimeのVo.故Bradleyとのジュエット(?)である。アルバム全体的にスカ色は"Tragic..."より濃い。最初から正規アルバムとしてリリースして大ヒットしてもおかしくないほどの内容。とてもいい。

おすすめ度 ★★★★


20世紀最大のスカヒットアルバム!



Tragic Kingdom

世界的大ヒットを記録したサードアルバム。No Doubtを初めて聴いたのは80年代のスカコンピレーション"Skaville USA Vol.2"(MoonskaRecords)に収録されていた"Everything's Wrong"という曲だった。それ以来、彼らの曲を聴くことはなかった。で、いきなりこれを聴いたわけだが、「え?これ、あのNoDoubt?」というのが、正直な印象だった。それまでとは比べられないほど演奏力が上がっていたし、曲もまとまってポップになっていた。しかし、それが始めなじめなかった。しかし聴けば聴くほど、グゥエンの絞め殺したようなクセのある声、ギターのリズム、ホーン、タイトなドラム...すべてが好きになった。また、このアルバムからシングルも次々とヒットした。("Just a girl","Spider's Web","Don't Speak","Excuse me Mr.")とりわけ、"Don't Speak"についてはグゥエンがポストマドンナと言われたのもうなずける(笑)。プロデューサーには80年代に”想い出のステップ”、”キッズアメリカン”のヒットで知られる、マシューワイルダーを迎えています。(こんなことしてたんですね)Skaファンでなくても楽しめる一枚。名作。スカ色は薄いが。

おすすめ度 ★★★★



No Doubt Link

No Doubt Official site
オフィシャルのサイトです


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